【結論】ChatGPTの時代は終わる?1ヶ月Gemini縛りで判明した「情報収集」におけるGoogle AIの真価

AI・テクノロジー

メインAIをChatGPTからGoogle Geminiに切り替える「Gemini縛り」を1ヶ月間実行した結果、業務に支障は全くありませんでした。なぜGeminiは情報収集やファクトチェック、Googleサービスとの連携で優位性を見せているのでしょうか?

本記事では、実体験から見えたGeminiの真価と、ライバルであるChatGPT・Claudeとの得意・不得意を徹底比較。NotebookLMやGoogle AI Studioといった関連ツールも活用した、最適なAIツールの使い分け戦略を解説します。


? 1ヶ月縛りの結論:情報収集でGeminiが持つ「決定的な優位性」

メインで使用する生成AIをGoogle Geminiに限定する「Gemini縛り」を1ヶ月間敢行したのですが、業務の範囲内では全く問題なかったというのが正直な感想です。この実体験から、Geminiが他の主要なAIサービスと比較して、特に情報収集のタスクで優位性を持っていることがはっきりしました。

実際に使ってみて痛感したのですが、情報収集のタスクだと、Geminiのブラウジング機能はかなり優秀です。「情報収集の面においてはチャット GPT、GEMINI、Cloudで比較した場合 GEMINIが一番使いやすいと感じます」。

ライバルAIの最新情報への対応力

一方で、自然な文章生成で評価の高いClaude(クロード)は、知識のカットオフにより最新情報に対応できないという弱点があります。最新情報を調べるタスクでは、Claudeは使いにくいと感じてしまいます。

ChatGPTもブラウジング機能を持っていますが、現時点ではGeminiの方が検索結果の精度が高いと感じています。ただし、OpenAIが検索特化の「ChatGPT Search」をリリースすれば、状況は大きく変わるかもしれません。


?️ Gemini独自の強み:ファクトチェック機能とGoogle連携

Geminiは、情報収集のタスクを強力にサポートする、ライバルにはない独自の機能を備えています。

ワンクリックで回答の信頼性を判断

その一つがファクトチェックの機能です。Geminiに質問をして回答が生成された後、回答の下にあるGoogleのロゴをクリックすると、AIが回答のファクトチェックを行います。「これワンクリックでファクトチェックしてくれるので結構便利ですね」。情報源が明確な箇所は緑色、情報ソースがない箇所は赤色で注意喚起されるため、回答の信頼性を瞬時に判断できます。

YouTube要約とシームレスなエクスポート

また、GeminiはYouTube動画の要約機能も非常に便利です。「YouTubeのURLを貼り付けると動画の内容を要約してくれます」。20分を超える動画や海外の動画の内容も要約してくれるため、情報収集の効率化に役立ちます。

さらに、Geminiで生成した結果をGoogleドキュメント、スプレッドシート、Gmailといった各種サービスにシームレスにエクスポートできる点も、大きなメリットです。情報収集だけでなく、その後の資料作成やメールの下書き作成まで、一気通貫で効率化できます。


? AIモデル性能比較:Geminiの追い上げとランキングの変動

Googleが開発する生成AIモデルは、以前は「バード(Bard)」という名称で、ChatGPTに比べて使いにくい印象がありました。しかし、2024年2月にGeminiにリブランドされて以降、機能が追加され、Googleの追い上げがすごいと感じられるようになりました。

AIモデルの性能を人間が評価するランキングサイト「Chatbot Arena」の最新ランキング(収録時点)を見ると、OpenAIのモデルが上位を占める中、Gemini 1.5 Proが3位と4位にランクインしています。「以前だと考えられなかった話ですね」。これは、Googleが猛烈な勢いで追い上げ、他のAIモデルと遜色ない回答精度を実現し始めていることを示しています。

もちろん開発競争は激しく、Claudeの開発元であるAnthropicも新しいモデルを年内にリリースすると示唆しており、AI業界の覇権争いはまだ続くと見ています。


? 活用範囲を広げる:NotebookLMとGoogle AI Studioの連携

Geminiの活用を語る上で、他のGoogleのAIサービスを組み合わせることが重要です。特にこの2つはぜひチェックしてください。

  • NotebookLM(AI搭載メモアプリ)
    Geminiの有料版でしか使えない高性能モデル(Gemini 1.5 Pro)が無料で動いています。企業の共有知識ベース、新人研修、競合他社分析など、幅広い業務に活用できます。
  • Google AI Studio(大容量ファイル処理ツール)
    非開発者も利用でき、その最大の特徴は200万トークンという大容量のコンテキストを処理できる点です。これは従来のAI(ChatGPTの20万トークンなど)では処理できないような巨大なテキストやファイル(動画、音声ファイル含む)の処理が可能です。Geminiのチャット画面では処理できないファイルも、Google AI Studioでは処理できるため、活用範囲が大きく広がります。

✨ 最強の戦略:タスク別「ハイブリッドAI活用法」

1ヶ月のGemini縛りを通じて辿り着いた結論は、AIサービスは一つだけ使うのではなく、組み合わせるのが最も強い戦略だということです。「やっぱりですねAIのサービスっていうのは一つだけ使うのではなくて組み合わせるのが強いですね」。

それぞれのAIには得意・不得意があります。タスクに応じて使い分けるのが最も効率的なのです。

AIモデル得意なタスク
Gemini情報収集、ファクトチェック、YouTube要約
ChatGPT文章構成、アイデア出し
Claude自然で質の高い文章作成

このタスクにどのモデルが最適かを定期的にチェックするためには、「てんびんAI」のようなモデルを一括で比較できるサービスも活用しながら、自分だけの最適なハイブリッド活用法を見つけていきましょう。


まとめ

この記事をまとめると…

  • Geminiを1ヶ月間メインAIとして使用した結果、業務に支障はなく、特にGeminiは最新情報へのアクセスやYouTube要約機能で優位性を示しました。
  • Geminiは独自のファクトチェック機能を持ち、Googleサービスへのシームレスなエクスポート機能により、情報収集から管理まで効率化できます。
  • AIモデル性能の国際ランキング(Chatbot Arena)では、Gemini 1.5 Proが上位に食い込み、Googleの技術力の追い上げが確認されています。
  • Geminiの活用範囲を広げるGoogleの関連サービスとして、高性能モデルを無料で搭載するNotebookLMや、大容量処理が可能なGoogle AI Studioが推奨されます。
  • AIは組み合わせて使うハイブリッドな活用が重要であり、Geminiは情報収集、ChatGPTは文章構成、Claudeは文章作成といった強みを使い分けることが推奨されます。

配信元情報

番組名:耳で学ぶAIロボシンク
タイトル:Gemini縛りをして1ヶ月が経った。ChatGPT, Claudeの比較とGeminiの使いどころ
配信日:2024-10-22

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